Nov 20 – 21, 2024
東北大学先端量子ビーム科学研究センター
Asia/Tokyo timezone
参加登録を終了しました。

場所:  
東北大学先端量子ビーム科学研究センター

 

日時:  
2024 年 11 月 20 日 (水)、21 日 (木)

 

趣旨: 
強い力で相互作用するハドロンは、高々 3 個のクォークからなる状態と考えられてきたが、Tcc状態、Pc 状態、ダイバリオン d* 状態等の 4 個以上のクォークからなるエキゾチックなハドロンが存在する可能性が次々と報告されている。これらエキゾチックハドロンの内部構造を解明することは、クォークの動力学である QCD の非摂動現象を対象とするハドロン物理における重要な課題である。非摂動 QCD を直接解くことは困難であるため、エキゾチックハドロンの正体の解明には、実験研究とそのデータの理論的解析、そして格子 QCD シミュレーションの連携研究が鍵となる。国内の実験研究の今後の動向として、J-PARC における中間子ビームを用いたダイバリオンやハドロン共鳴状態の分光計画や、ELPH や SPring-8 における光生成反応を用いたエキゾチックハドロンの探索等が挙げられる。国内外で期待される新しい実験データの物理解析のためにも、実験・理論の継続的な議論は欠くことはできない。また、近年話題となっている陽子の荷電半径測定においても、RARiSで進められている低エネルギー電子散乱実験や格子QCDによる計算結果など、実験と理論の両面からの発展が期待されていいる。

本研究会では実験研究者、理論研究者、格子 QCD シミュレーション 研究者の参加者を募り、ハドロン物理と核多体系、中間子原子核・原子、ハイパー核・原子、クォーク核物質、QCD 物性等の関連する先端的な研究トピックについて幅広い視点から議論を行う


なお、研究会での講演は基本的には日本語を想定していますが、ご講演者には英語でスライドをご準備していただくようにお願いいたします。


登録等締切日:

  • 旅費補助申請: 8 月 31 日 (土)
  • 講演申込: 9 月 30 日 (月)
  • 参加申込: 10 月 31 日 (木)

 

共催:
先端量子ビーム科学研究センター 電子光理学研究拠点

協賛:

科研費 特別推進研究(A) 22H04917

科研費 基盤研究(A)   22H00122

科研費 基盤研究(B)   22H01225、22H01242
 

Starts
Ends
Asia/Tokyo
東北大学先端量子ビーム科学研究センター
 三神峯ホール
仙台市太白区三神峯1-2-1
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