Speaker
橋本 敏和
(大阪大学核物理研究センター)
Description
LEPS2/BGOegg実験は2014年から2016年にかけて行われた、メソンの光生成に主眼を置いた実験である。ηやωといった軽い中間子の微分断面積やビームアシンメトリーの測定、η’ mesic核の探索、核媒質中でのη’質量減少などの結果を得られた。現在はマルチメソン生成反応について解析が進められている。これらについてまとめて述べる。
また次期計画として前方にγ線検出器を増設したBGOegg Phase-II実験が進められている。Phase-II実験で目的にしている物理と進捗状況についても述べる。