ELPH研究会C035「実験、反応・構造計算、格子QCD で解き明かすハドロン分光」

Asia/Tokyo
 三神峯ホール (東北大学電子光理学研究センター)

 三神峯ホール

東北大学電子光理学研究センター

後神 利志(代表) (京都大学), 池野 なつ美 (鳥取大学), 末永 大輝 (理化学研究所), 時安 敦史 (東北大学 ELPH), 早川 修平 (東北大学), 山口 康宏 (名古屋大学)
Description

場所: 
東北大学電子光理学研究センター

 

日時: 
2023 年 11 月 8 日 (水)、9 日 (木)

 

趣旨:
強い力で相互作用するハドロンは、従来、クォークと反クォークからなる中間子、3 個のクォークからなるバリオンといった、高々 3 個のクォークからなる状態と考えられてきた。しかし、最近の実験的進展により、Tcc状態、Pc 状態、ダイバリオン d* 状態等の 4 個以上のクォークからなるエキゾチックなハドロンが存在する可能性が次々と報告されている。例えば、J-PARC においても、中間子ビームを用いたダイバリオンやハドロン共鳴状態の分光実験が計画されている。また、ELPH, SPring-8においても光生成反応を用いたエキゾチックハドロンの探索が進められている。

これらエキゾチックハドロンの内部構造を解明することは、クォークの動力学である QCD の非摂動現象を対象とするハドロン物理における喫緊かつ重要な課題の一つである。非摂動 QCD を直接解くことは困難であることから、エキゾチックハドロンの正体の解明には、ハドロン実験とその理論的解析、そして格子 QCD シミュレーションの相互連携とその系統的研究展開が必須となる。

本研究会では、実験、反応・構造の理論計算、格子 QCD シミュレーションの連携研究の飛躍を目指して、実験・理論双方の参加者を募り、ハドロン分光と関連する先端的な物理トピックについて、幅広い視点から議論を行う。


なお、研究会での講演は基本的には日本語を想定していますが、ご講演者には英語でスライドをご準備していただくようにお願いいたします。


登録等締切日:

  • 旅費補助申請: 8 月 31 日 (木)
  • 講演申込: 9 月 22 日 (金)
  • 参加申込: 10 月 31 日 (火)
Registration
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Participants
64